コロナ禍における福祉現場の現状に関するWEB面談の実施

-野田会長、三原じゅん子厚労副大臣と障がい者の保護者らの意見交換-


  • 2021年9月24日、知的障がい者の明日を考える議員連盟会長の野田聖子氏、厚生労働副大臣三原じゅん子氏と、障がい者福祉研究所(知的障がい者を明日を考える会)との間で、コロナ禍における福祉現場の状況等についてのWEB会議を実施しました。

・本会議には、当研究所の会員に加え、知的障がい者の保護者や大川豊氏(大川興業総裁)も出席し、知的障がい者施設等が未だにワクチン接種を受けられず、取り残されている状況等の報告がなされました。

・具体的には、全国の知的障がい者施設を訪問している大川氏から「施設内での巡回接種が遅れに遅れ、知的障がい者の方々が健常者の方も後回しにされている」という報告がなされ、他の出席者からは「9月になっても施設内での巡回接種ができず、結果として施設内でクラスターが発生した」という事例も報告がなされました。

・野田聖子会長、三原じゅんこ副大臣からは、このような福祉現場の状況報告を受け、可能な限り速やかに改善するよう働きかけを行い、また第3回目の接種の際には同様の混乱が生じないようにすると約束していただいております。