内容:

緊急事態宣言と同時に介護や障がい者の支援の壁をなくしていただけたならどれだけの支援を増やせただろうか。

行動障害を持つ方の自宅から自宅の支援(行動援護)。行動障害を持たない移動支援においては初めか終わりに自宅があれば良いとなっていますが、行動障害を持っている方の家族が仕事(看護師・医師・介護士等)で今まで以上に出勤をしなければならない時、施設から自宅までのお迎えができなくなり、大変苦労されている。もし行動援護で施設から自宅の支援が可能だったら。行動援護や重度訪問、放課後デイサービス、日中一時などの受給者証をお持ちの支援内容で今までできなかった支援も受けることができたならどれだけ心痛を減らすことが出来たのだろうかと考えます。

上記の内容は別紙に記載されておりませんが、必要な支援を必要な人へ柔軟な対策を希望いたします。

(例)

○行動援護で施設から自宅の支援が可能になったらどれだけの人が助かっただろうか。

○日中一時支援で職員が自宅で利用者様を少しの時間支援し、その間に保護者様が買い物に行けたらどれだけ助かっただろうか

○放課後デイサービスの利用者様のご兄弟(18歳以上)も一緒に短い時間ではあるがお預かりできたらどれだけ助かっただろうか。

○ショートステイのみの認定事業所であっても、空きのある時間であれば短い時間での日中一時預かりが出来たらどれだけの人が助かっただろうか。

①保護者様から

問題点の概要

1 生活のリズムの変化のよる本人(障がい者)の変化と家族の疲労

2 自粛により今までスムーズに出来たことが出来ないこだわりを生んでしまった

3 本人(障がい者)の社会性欠乏の不安と家族の雇用がなくなってしまう不安

4 自粛によるストレスから来る新たな心の病気

5 自粛中の他人からの誹謗

具体的事例

1 通所施設が新型ウイルス対策で週に2~3日に分担して通うことになった。通えないことを考えるとまだましな方だとは思うが、本人の毎日の生活リズムが崩れてしまい家の中で(刺激の無い空間)過ごしたいと強く希望するようにり、親も仕事に行かなければならず通所するまでがとにかく大変で疲れ果て、休みの日には不安定になり家が壊れていく様に疲れてしまった。

2 通所施設から自粛のおねがいの手紙をもらい、家族で頑張ろうと24時間体制で分担してみてきたが、本人にしたらなぜ外に出れないのか理解できず家族にやつあたりをする日々でどんなに頑張っても2週間が限界だった。施設と相談して通所できるようになったが、お迎えの車に乗る事にも拒否が出て路上の自転車を総倒しにしたり地面に寝転んで動かなくなったりと頑なな態度に、以前の状態になるまでに相当の時間がかかってしまうと悩んでいる。

3 もともと家が落ち着いて好きだったため、通所施設が自粛を勧めた事が本人にとっては幸いしもうずっと家にいると言って親の側を離れない。自粛中1か月の約束で仕事を休ませていただいたが、自粛が解けて通所ができるようになっても断じて行かないと言う。

このままでは今以上に子供の社会性が無くなってしまのではと不安と共に親もこのままではくびになって子供の兄弟の学費が払えなくなってしまい家族の日常が崩れてしまう事に恐怖を感じている。

4 自粛を素直に受け止めてくれ、家族も皆で手伝ってくれたのでこのまま穏やかに自粛期間を超えられると思っていた矢先に子供(障がい者)に顔面が引きつり目をしきりにパチパチするようになった。あまりに頻繁に異常が起こるため本当でしたら病院に近づきたくなかったのですが近所のクリニックに電話で人のいない時間帯を教えていただいて行った所、強いストレスが溜まって症状が出てしまったと考えられるとのこと。気分転換にドライブに連れて行ったりしているがなかなか治らない。

5 自粛していても外の空気を吸わないとパニックをおこしてしまうため、短い時間で散歩に出ると、なんで外に出すんだと罵声を浴びせられてしまう。その方だって外に出ているのにストレスのはけ口にされている。

①日中一時預かりの立場から

問題点の概要

1 職員の人員限度とマイナス収益

2 状況の変化に対応が難しい方へ多種多様な認識と寄り添いの難しさ

3 密着は避けられない

4 むやみに職員を増やせない。

具体的事例

1 自粛を各ご家庭にお願いして体調確認をさせていただきながらどうしても親御さんが見ることが出来ない利用者様を密集にならないようにマンツーマンにて活動していますが、職員の人員の限度があり、収益は見込めない状態です。

2 わくわく(学童)や放課後デイサービス、日中一時預かりなど、学校が休みなのに福祉サービスはやってくださいとの指示が出たときはびっくりしました。どれも幅広い年齢層が集まる施設だからです。ましてや子供は無意識に密集してしまいます。学校の方が距離を置くや時間をずらす等することで安全ではないかと矛盾を感じました。ましてや障がい者で知的障害のある方では理解していただくのに何度も何度もお知らせして、それでも理解できない方が大勢いらっしゃるので、自分の意思が通りにくい環境になりやすい事、日常ががらりと変わり、変化についていけずパニックになる方、無気力になってしまわれる方と様々で個々の日常に寄り添うことが特に苦労しました。

3 日中一時は基本団体行動をとることが多い事、障がいを持たれている方を支援するときに手をつなぐ必要がある方も少なくなく、よだれを拭いたり、トイレ介助など密着が多い。また、外出自粛のため、室内に密集しやすい環境であることから、行政より3密を避ける項目のお手紙がきても最初は無理だと思いました。それでも、利用者様も職員もだれも感染しないようにできる限り手探りで行うしか方法は無く、職員は自分が媒体に決してなってはいけないと思い、利用者様からも移らない努力、いつ誰に移されるかもしれない恐怖がいつもあります。(人が悪いわけではない)

4 職員が高熱などの風邪に似た症状が出た場合はすぐに休んでいただくが、代わりの人を募集することができない。

弊社のように小さな事業所では継続して努めていただくことは不可能であり、いつ誰が感染してもおかしくないと認識している中で外部から2週間だけ雇用することは避けた方が良いと認識したため、限られた職員でやりくりしなくてはならなかった。結果として一人風邪の症状が出ると、コロナ感染症でないとしても、もしかしてと常に考えながら接触してない職員がその分を補いながら支援を行う必要があった。(利用者様への説明で自粛を更にお願いすることになった)

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