施設名:社会福祉法人希求会

部署名:なし

都道府県:なし

内容:

福祉の根幹に関わる問題を勉強会、議員連盟への検討課題として記載します。
この度のコロナウイルスで世界恐慌の恐れを感じます、社会福祉の原資は、それぞれ税収が原資と感じております、コロナ元年の今から経済活動は、期待出来る状況ではないと思う次第です。

国家予算は来年以降多くは望めない、今後の福祉予算は現実的に社会状況に左右され、社会資源の維持に不安定要素として問題になると思う。福祉は近年自立支援法にて、各障害種別の受給方法を財源として来ました、今回不安に感じた点は財源確保です、福祉は特別会計予算から一般会計となり、国の予算配分で、決まっています、このコロナで不安定な財源の下に、福祉予算はどの様な形態を示すか不安である、安定した施設運営管理を維持できるのか、税収以外の財源確保は有るのか、我々福祉団体に自助努力を求められても、利用者の生きる権利に寄り添う仕事である福祉事業に、自助を要求されても困難である。

既に自立支援法に移行して各法人運営の、財務状況の平均値も分かると思う、この基準を基に、特別会計予算に戻しては頂けないか、収益法人は壊滅的損失、A型事業所は休業状態、公益法人は利用者自粛自宅待機、社会資源安定運営、事業者を守るのでは無く、利用者が安心安全に生きる為に、特別会計予算に組み入れて欲しいと言う事が、今回勉強会、議員連盟にお願いする事です、厚生労働省は全ての福祉関係機関の決算収支は把握出来ているはずなので、数年度収支を基準に、総額を総括し、景気に左右されない予算の下、社会資源の安定供給をして行きたい。

又国家、地方行政業務の簡素化、審査、認可業務上の行政担当部署連携により、決定事項の素早い実行性等、行政改革も含め、ご審議等宜しくお願いします。

障がい者の家族の立場から

概要

知的障がい者に、感染症の理解は難しい、絵で書いても理解出来ない、手洗い、うがい、消毒の所作は理解できる、何故施設が休むのか、親が説明しても、理解不能、彼らは、一日、一週間、一ヶ月とルーティンで生活をしているため、週末公的施設閉所(公園等)は行き場を失い困る。自粛は日頃生活が自粛に似ているため、ステイホームは慣れています。世の中で何が起きているか、災害と違い、キラーを理解させるのが大変です。

事例1

家庭で過ごすにも、週末土日の様に出かけたがる、押さえると、暴れて壁を叩き、右手薬指を骨折、医者に連れて行ったが、長時間かかり、コロナ感染を心配した、又マスクを嫌がり直ぐに外してしまい、ノーガードになった。

事例2

入所施設に居る当事者は、通所施設閉鎖で、入所施設職員のローテーション変更、世話人さん変更等、何時もと違う局面に戸惑い、暴れ出す、椅子を投げたり、テレビを叩いたり、他の利用者の部屋にまで入り、物を壊した。保護者には、利用料自己負担増など経済的にも負担がある

事例3

知的障がい者家族に健常者の兄弟がいる家庭、一人親家庭の場合、親の介護をする家庭様々な影響が出た、各自の方法で対処するも、家族中の負担が増した、毎日が激務、社会資源の閉所と、間引き開所は、家族負担が増した。

事例4

一人親学童においては、自粛警察の理解が無く、行動について誹謗中傷を受けた、又スーパーも同行させたが、理解が無く子供の同伴は厳禁と言われた、一人で居られれば連れては来ない、身勝手な自粛警察が多かった。買い物支援が必要です。

以上4点事例を上げましたが、知的障害者の特性は、身体が元気な方が大半、元気のはけ口が家庭内では限度があった。

又施設職員はコロナ感染リスクが増す中勤務を続けていた、マスク、消毒液等の不足を自己責任で備品調達した、医療機関の備品不足は社会が理解しましたが、私達社会福祉施設資源は、自己調達を求められた、今後感染予防準備として、社会福祉施設全体、国の管理下で備蓄し優先的供給をお願いしたい。

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