「第10回 知的障がい者の明日を考える議員連盟」の開催について

 コロナ禍におかれましても、会員の皆様には当会の活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。

 車の両輪として、当会と共に活動していただいている「知的障がい者の明日を考える議員連盟」が下記日時にて開催される運びとなりましたので、ご連絡致します。

【開催日】2023年2月22日(水)
【時 間】16時30分~
【場 所】参議院議員会館 会議室内
【備 考】感染拡大防止のため国会議員及び関係省庁のみでの開催となります。

 上記議員連盟では、新型コロナウイルス感染症の5類への移行が、厚生労働省の事務連絡に基づく特例的取り扱いに与える影響等について、関係省庁より説明を受けることを予定しております。

 議員連盟の開催結果につきましては、後日ホームページ上で掲載する予定ですので、ご確認いただければ幸いです。

議案の主な概要

1.新型コロナ5類移行に伴う福祉現場への影響
 <趣旨>
 第6期障害福祉計画は、令和5年度末時点でGHの定員数を約16万人にまで増加することを予定しています(令和元年度末の定員数:約13万人)。
 しかし、強度行動障害を有する重度知的障がい児者の場合、GHの定員が増加しても受け入れ先が決まらない状況が続いています。今後、高齢化が進み家庭内支援が一層困難になることが見込まれるため、「強度行動障がい児者専用のGH制度」の創設などが早期に必要と考えます。

2.重度障がい者(強度行動障がい者等)専用のグループホーム制度の必要性
<趣旨>
 第6期障害福祉計画は、令和5年度末時点でGHの定員数を約16万人にまで増加することを予定しています(令和元年度末の定員数:約13万人)。
 しかし、強度行動障害を有する重度知的障がい児者の場合、GHの定員が増加しても受け入れ先が決まらない状況が続いています。今後、高齢化が進み家庭内支援が一層困難になることが見込まれるため、「強度行動障がい児者専用のGH制度」の創設などが早期に必要と考えます。

3.いわゆる「障がい者虐待とグレーゾーン」の問題について
<趣旨>
 障がい者虐待が社会問題となる中、障がい児者への虐待行為(身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、経済的虐待、放置等)が非難されるべき行為であることは明らかです。しかし、他方で、施設職員が支援業務を行う中で、虐待行為に該当するのか判断に困るグレーゾーンのケースも多数生じています。
 真摯に支援業務を行う施設職員が、不安感を覚えることなく十全な福祉サービスを提供するためにも、改めて具体的な事例をもとに、虐待行為に該当するか否かの基準の検討をお願いしたく存じます。

4.その他(SNSによる発信等)